これまでに手がけてきたサポートの事例
CASES
様々な状況に応じた介護施設探しをサポートしてきた実績をもとに、入居者様に寄り添ったご案内を行っております。急な入居が必要となったケースや、条件が複雑で選定が難しいケースなどにも対応し、それぞれの状況に適したサポートを行ってまいりました。介護施設の現場で積み重ねてきた経験を活かして、同様の課題を抱える入居者様のご相談にも柔軟に対応しております。
【事例①】 認知症が進行し、入院を機に介護施設への入居を検討されたケース
■相談背景
長年、飲食店を経営されてきたAさん。お店は息子さん夫妻に引き継がれ、ご自身は店舗2階でお一人でお暮らしでした。ご主人を亡くされたことをきっかけに認知症を発症されましたが、昼間は息子さん夫妻のサポートを受けながら何とか一人暮らしを続けておられました。しかし夜間はお一人になる時間もあり、ご家族様にとって不安の残る日々が続いていました。
ある日、自宅の階段から転落し、腰椎圧迫骨折で入院。治療により体調は回復したものの、入院中に認知症がさらに進行しました。担当医およびケアマネージャーとの相談を経て、介護施設への入居をご検討されることになり、『ホーム探しのあおぞら』にご相談をいただきました。
■介護施設探しにおける課題
最大の課題は、Aさんご自身が「まだ一人で生活できる」と思っておられることでした。「自分はまだ大丈夫」というそのお気持ちは、Aさんのこれまでの人生を支えてきた自立心の表れでもあり、ご家族様も『ホーム探しのあおぞら』も、そのお気持ちをできる限り大切にしたいと考えました。入院中のリハビリにも「自宅に戻りたい」という一心で意欲的に取り組んでおられました。その反面服薬介助をはじめ、介助を拒否する傾向もみられました。
また、ご家族様からは「できるだけ頻繁に面会に行きたい」とのご要望もあり、息子様は車、お嫁様は公共交通機関をご利用されるとのことで、どちらでもアクセスしやすい立地であることも重要な条件でした。
■サポート内容
Aさんの「自宅に帰りたい」というお気持ちを尊重するため、ご家族様とも十分に話し合いを重ねました。そのうえで、施設への入居を「一人暮らしの限界」としてではなく、**「リハビリを継続しながら、将来的に自宅復帰を目指す場所」**として前向きに捉えていただけるよう、ご提案の方針を定めました。
具体的には、以下の条件を軸に施設をご提案しました。
・リハビリ体制が充実していること
・車でも公共交通機関でもアクセスしやすい立地であること
・明るく花や装飾のある雰囲気(Aさんがお花や明るい雰囲気をお好みだったため)
■ご入居後の様子
入居当日、Aさんはやや緊張した面持ちでいらっしゃいましたが、施設の明るい装飾や温かな雰囲気をご覧になると、自然と表情がほぐれていかれました。
その後はリハビリにも積極的に参加され、階段の昇降にはまだ課題が残るものの、歩行はずいぶんとしっかりされてきたとのことです。スタッフの皆さんとも信頼関係を築かれ、こんな言葉を話してくださったと伺いました。
「ほんとは夜に一人でいるのが怖かった。今はみんながいるから安心。息子たちも来てくれるし。」
「自宅に帰りたい」というお気持ちが、「ここでの生活が安心できる」という気持ちへと変わっていったAさん。その変化が、私たちにとっても大きな喜びとなりました。
【事例②】 末期がんの診断を受け、看取りまで対応できる介護施設を探されたケース
■相談背景
自宅でお一人暮らしをされていたBさん。近隣には息子さんと娘さんがお住まいで、日頃から支えてくださっていました。体調を崩して入院されたところ、治療中だったがんの肝転移が判明。抗がん剤・放射線治療を試みましたが、十分な効果が得られず、ご本人とご家族で話し合われた結果、今後は延命治療を行わないという方針を選ばれました。
自宅への退院には不安も残るものの、「病院よりも生活感のある場所でゆっくり過ごしたい」というBさんのご希望から、介護施設への入居を検討されることになり、『ホーム探しのあおぞら』にご相談をいただきました。
■介護施設探しにおける課題
ご相談時点では肺がんの状態は比較的落ち着いていましたが、今後の病状の進行に伴い、吸引などの医療行為が必要になることが予想されました。また、継続的な疼痛コントロールへの対応も不可欠であったため、医療体制が充実しており、変化する病状に柔軟に対応できる施設を探す必要がありました。
また、終末期を見据えたご希望として、以下の点が重要な条件となりました。
・面会の時間や人数に制限がなく、自由に会いに来られること
・看取りに対応していること
・ご本人だけでなく、ご家族の気持ちにも寄り添ってくれる施設であること
■サポート内容
日々変化する病状に柔軟に対応できる施設を軸にご提案しました。面会については時間・人数ともに自由に対応でき、末期がんの受け入れ実績が豊富な施設を候補として選定。さらに、看護師が24時間常駐し、医療設備が整った施設へのご入居が実現しました。
その施設には、終末期ケアに関する専門的な知識と経験を持つ看護師が多数在籍しており、ご本人様の医療面のサポートはもちろん、ご家族様の不安やお気持ちにも寄り添っていただけるよう、事前に施設へお願いしたところ、快くお受けいただくことができました。
■ご入居後の様子
ご入居後、ご家族様は頻繁に面会に訪れていらっしゃったそうです。面会時間の制限がないため、お仕事を終えた夜の時間にも会いに行けたと、息子さん・娘さんともに安堵しておられました。また居室が比較的広く、お孫さんたちと一緒に面会できるのも大きな喜びだったとのことです。
疼痛コントロールについては、専門知識を持つ看護師と担当医が緊密に連携し、痛みの程度に応じてきめ細やかに対応いただいたと伺っています。Bさんが「生活感のある場所で過ごしたい」と望まれたそのご意思を、最期まで大切にしていただける環境を整えることができました。
【事例③】 入院中に退院期限を告げられ、短期間で介護施設への入居を実現したケース
■相談背景
大阪市内でお一人暮らしをされていたCさん。自宅で転倒し、大腿骨頸部骨折で緊急入院されました。手術・リハビリを経て体調は回復に向かいましたが、病院から「退院期限まで約3週間」と告げられました。
お子さんは関東にお住まいで、仕事の都合上すぐに大阪へ来ることが難しい状況。「親のことが心配なのに、施設探しに動けない」と焦りと不安を抱えたお子さんから、『ホーム探しのあおぞら』にお電話をいただきました。
■介護施設探しにおける課題
最大の課題は時間的な制約でした。退院まで約3週間という限られた期間の中で、施設の選定・見学・契約・入居準備をすべて完了させる必要がありました。
また、施設探しの主体となるべきご家族が遠方にお住まいのため、現地での対応をどう進めるかも大きな問題でした。さらに以下のご要望もあり、条件に合う施設を素早く絞り込む必要がありました。
・リハビリを継続できる環境であること
・将来的に状態が改善した際、自宅復帰の可能性も残しておきたい
・費用が極端に高額でないこと
■サポート内容
まずお子さんとオンラインで面談を行い、Cさんの状態・ご要望・ご予算を丁寧に確認しました。その後、退院期限から逆算してスケジュールを組み、リハビリ体制が整っており、短期間での受け入れが可能な施設を優先的にリストアップしました。
施設への見学については、お子さんが来阪できるタイミングに合わせて複数施設を1日で効率よくご案内。見学に同行し、Cさんの状態や希望に照らし合わせながらその場でご説明しました。施設との契約手続きや入居前の書類準備についても、遠方のお子さんに代わって細かくサポートを行い、退院期限までに余裕をもって入居を実現することができました。
■ご入居後の様子
入居後はリハビリに意欲的に取り組まれ、歩行状態は入居時よりも着実に改善しているとのことです。スタッフとの関係も良好で、施設での生活にも慣れてこられたご様子です。
遠方にお住まいのお子さんからは、「自分が動けない中で、施設探しから入居まですべてサポートしていただけて本当に助かりました。親が安心して過ごせる場所が見つかってほっとしています」とのお言葉をいただきました。
「急いで施設を探さなければならないのに、何から手をつければいいかわからない」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
【事例④】 限られた年金収入の中で、安心して暮らせる介護施設を見つけたケース
■相談背景
Dさんは大阪市内にお住まいで、脳梗塞の後遺症により左半身に軽度の麻痺が残っていました。在宅での生活を続けてこられましたが、日常生活での転倒リスクが高まり、ご家族とケアマネージャーの勧めで介護施設への入居をご検討されることになりました。
ご相談いただいた際に確認したところ、月々の年金収入は約10万円、預貯金も多くはない状況でした。「施設に入りたい気持ちはあるけれど、お金のことを考えると踏み出せない」というDさんとご家族の率直なお気持ちから、『ホーム探しのあおぞら』にご相談をいただきました。
■介護施設探しにおける課題
最も大きな課題は費用でした。年金収入が月約10万円という状況では、一般的な有料老人ホームの月額費用をまかなうことが難しく、入居一時金が不要で月額費用を抑えられる施設を探す必要がありました。
また、今後介護度が上がることも想定されるため、長期的な視点での資金計画も必要でした。具体的な課題は以下の通りです。
・入居一時金ゼロ、月額費用が年金の範囲内に収まる施設であること
・預貯金が限られるため、長期間にわたって継続できる費用水準であること
・要介護3以上になった場合の選択肢(特別養護老人ホーム)についても情報が欲しい
■サポート内容
まず現在の収入・資産状況を丁寧に確認した上で、利用できる介護保険制度や補足給付(低所得者向けの食費・居住費の負担軽減制度)についてわかりやすくご説明しました。こうした制度を活用することで、月額費用を大幅に抑えられる可能性があることをお伝えしたところ、Dさんとご家族に安堵の表情が見られました。
その上で、入居一時金不要・月額費用が比較的低く抑えられる住宅型有料老人ホームをご提案。あわせて、将来的に要介護3以上になった場合に備え、特別養護老人ホームへの入居申し込みを並行して行うことをお勧めし、申し込み手続きのサポートも行いました。
■ご入居後の様子
入居後は施設のスタッフとも良い関係を築かれ、落ち着いた生活を送っていらっしゃるとのことです。月々の費用も当初の見込み通りに収まっており、「思っていたよりずっと安心できる環境で生活できています」とご家族からお聞きしています。
特別養護老人ホームへの申し込みも完了しており、今後の状況変化にも備えられた状態です。「お金のことが心配で、施設入居を諦めかけていた」というDさんのケースは、制度の活用と施設選びの工夫次第で、限られた予算の中でも安心できる環境を見つけられるということを示しています。
費用面でお悩みの方も、まずはご相談ください。一緒に解決策を考えます。
【事例⑤】 介護度の異なるご夫婦が、一緒に入居できる介護施設を見つけたケース
■相談背景
長年連れ添ってきたEさんご夫妻。ご主人の体調が悪化し、脳梗塞の後遺症による認知症の進行と車いす生活となったことで、奥様お一人での在宅介護が限界を迎えていました。
「施設に入るとしても、二人一緒でなければ嫌だ」というのがご夫妻の強い希望でした。しかし、ご主人は要介護3・認知症あり・インスリン投与が必要という状況であり、奥様は要支援2と介護度が大きく異なります。「介護度が違う夫婦が一緒に入れる施設なんてあるのだろうか」という不安を抱えながら、お子さんを通じて『ホーム探しのあおぞら』にご相談をいただきました。
■介護施設探しにおける課題
このケースの最大の課題は、介護度が大きく異なるご夫婦が同じ施設で生活できる環境を見つけることでした。多くの介護施設は入居条件として一定の要介護度を設けており、要支援2の奥様が入居できる施設と、要介護3でインスリン投与が必要なご主人を受け入れられる施設を同時に満たすことは、容易ではありませんでした。
具体的な条件は以下の通りです。
・ご夫婦が同じ施設、できれば近い居室で生活できること
・ご主人のインスリン投与に対応できる医療体制があること
・認知症のご主人に対して適切なケアが受けられること
・奥様が自立した生活を維持しながら、必要な支援を受けられること
■サポート内容
ご夫婦の状況を詳細に整理した上で、混合型の施設(要支援から要介護まで幅広く受け入れが可能な施設)に絞って候補を選定しました。さらにインスリン投与への対応実績があり、認知症ケアの体制も整っている施設という条件で絞り込みを行いました。
見学の際には、ご夫婦のお部屋の位置関係や、お互いが行き来できる環境かどうかも細かく確認。奥様がご主人のお部屋を自由に訪ねられ、食事も一緒にとれる環境が整っている施設をご提案することができました。
■ご入居後の様子
ご入居後、ご夫婦は隣り合った居室で生活されています。奥様は毎日ご主人のお部屋を訪ね、一緒に食事をとられる日も多いとのことです。
「二人で入れる施設が本当にあるとは思っていなかった。一緒にいられることが何より安心です」と奥様はおっしゃっていました。ご主人も、見慣れた奥様のお顔を毎日見られる環境の中で、穏やかに過ごされているとスタッフから伺っています。
「夫婦一緒に入居したい」というご希望は、条件が複雑になりやすいケースではありますが、あきらめる必要はありません。まずはご相談ください。
【事例⑥】 子どもが遠方に住んでおり、大阪での介護施設への入居をサポートしたケース
■相談背景
大阪市内でお一人暮らしをされていたFさん。軽度の認知症が進みはじめ、服薬管理や日常生活に支障が出るようになっていました。近くに頼れる親族はおらず、お子さんは全員関東にお住まいです。
離れて暮らすお子さんたちは、定期的に大阪へ帰省しながらFさんを支えてこられましたが、「このまま一人で暮らし続けることへの不安」が日に日に増していたとのこと。「施設を探したいが、自分たちが大阪にいられる時間が限られていてどう進めればいいかわからない」というお悩みから、『ホーム探しのあおぞら』にオンラインでご相談をいただきました。
■介護施設探しにおける課題
このケースの課題は、施設探しの全プロセスをご家族が遠方から進めなければならないという点でした。通常、施設探しでは複数の施設見学や書類のやり取り、担当者との面談など、現地での対応が多く発生します。それらをいかに効率よく、かつ安心して進められるかが重要でした。
また、Fさんご自身の状態についても考慮が必要でした。
・軽度の認知症があるため、本人への説明・説得を丁寧に行う必要があること
・抗凝固薬の服薬管理が確実にできる施設であること
・帰省のタイミングに合わせて見学・手続きをまとめて進めたいこと
・万が一の際に、ご家族がすぐに駆けつけられる交通アクセスのよい立地であること
■サポート内容
まずオンラインでの面談を実施し、Fさんの状態・ご要望・ご予算をしっかりと確認しました。その後、服薬管理体制が整っており、認知症ケアにも対応している施設を複数リストアップ。お子さんが大阪へ帰省されるタイミングに合わせて、1〜2日で効率よく複数施設を見学できるスケジュールを組みました。
見学には『ホーム探しのあおぞら』のスタッフが同行し、施設側への質問や確認事項のサポートを行いました。また、見学後はオンラインで内容を振り返り、それぞれの施設のメリット・デメリットを整理してご説明。遠方にいながらも十分な情報をもとに判断できる環境を整えました。
Fさんご本人への施設入居のご説明についても、お子さんと事前に言葉の選び方や伝え方を相談した上で、施設見学に同席しながら自然な形でFさんに施設の雰囲気を感じていただけるよう工夫しました。
■ご入居後の様子
ご入居後、Fさんは施設のスタッフや他の入居者の方々と少しずつ打ち解けてこられたとのことです。服薬管理も施設でしっかり対応していただいており、体調も安定しているとのご報告をいただいています。
お子さんからは、「離れていても、施設のスタッフの方々が親身に対応してくださっているので安心しています。あおぞらさんに相談してから入居までとてもスムーズで、遠方でも施設探しができるんだと実感しました」とのお言葉をいただきました。
「親が大阪にいるが、自分は遠方に住んでいて動けない」という方のご相談も、『ホーム探しのあおぞら』では数多くお受けしています。オンラインでのご相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。